真・やる夫で学ぶ近代捕鯨史
(1)国際規制を無視し続けた戦前の捕鯨ニッポン
(2)戦後の日本の鯨肉消費の実態
(3)戦後繰り返された悪質な規制違反
(4)モラトリアム発効と「国際ピーアール」の陰謀
──その4:モラトリアム発効と「国際ピーアール」の陰謀──
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いつのまにかウサ耳になってるお。
ついにご褒美が出るのかお!?
シチメンドクサイ話につきあった甲斐があったお♥
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こら、やる夫!!
まだ終わってねえだろ!?
次の講義が始まるぞ!
ワ、ワンパターンだお・・
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i,i .::| :|: :: !,/_ム/_ l:/::: l:: !l::! i::!
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今回の主なソース。『ザ・クジラ』に加え、『米国捕鯨政策の転換』真田康弘(Journal of International Cooperation Studies,14)。
IWCで商業捕鯨の全面一時停止(モラトリアム)が決まったのは1982年のこと。
そのきっかけとなったのは、十年遡る1972年にストックホルムで開かれた国連人間環境会議における捕鯨モラトリアム勧告の採択である。
同論文では、そこで主導的役割を果たした米国の政策決定過程が詳細に論じられている。
そして、最も重要なソースが『捕鯨問題に関する国内世論の喚起』(梅崎義人/国際ピーアール)である。その〝衝撃の内容〟については、おいおい取り上げていこう。
最終回では、TFEI1号(の〝中の人〟)をはじめ、多くの反・反捕鯨論者が信じ込まされている、ベトナム戦争陰謀論などの定説に何ら根拠がないこと、民族主義的な捕鯨擁護論が国内のメディアを席巻するに至った背景、捕鯨協会が行った世論操作について述べることにしよう。
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ちょ、ちょっと待ってくださいよ!?
日本の巷で噂されている、アメリカがベトナム戦争から目をそらすためにでっちあげたっていう話は一体何なんです?
そうだお。アメリカの陰謀なんだお
人種差別なんだお
二 ______:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`ヽ、
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一言で言おう。ナンセンス。
実際に陰謀を企てたのは日本の捕鯨業界。
cト cト /^、_ノ | 、.__ つ (.__  ̄ ̄ ̄ ̄ ・ ・
ミミ:::;,! u `゙"~´ ヾ彡::l/VvVw、 ,yvヾNヽ ゞヾ ,. ,. ,. 、、ヾゝヽr=ヾ
ミ::::;/  ゙̄`ー-.、 u ;,,; j ヾk'! ' l / 'レ ^ヽヘ\ ,r゙ゞ゙-"、ノ / l! !ヽ 、、 |
ミ/ J ゙`ー、 " ;, ;;; ,;; ゙ u ヾi ,,./ , ,、ヾヾ | '-- 、..,,ヽ j ! | Nヾ|
'" _,,.. -─ゝ.、 ;, " ;; _,,..._ゞイ__//〃 i.! ilヾゞヽ | 、 .r. ヾ-、;;ノ,.:-一'"i
j / ,.- 、 ヾヽ、 ;; ;; _,-< //_,,\' "' !| :l ゙i !_,,ヽ.l `ー─-- エィ' (. 7 /
: ' ・丿  ̄≠Ξイ´,-、 ヽ /イ´ r. `ー-'メ ,.-´、 i u ヾ``ー' イ
\_ _,,......:: ´゙i、 `¨ / i ヽ.__,,... ' u ゙l´.i・j.冫,イ゙l / ``-、..- ノ :u l
u  ̄ ̄ 彡" 、ヾ ̄``ミ::.l u j i、`ー' .i / /、._ `'y /
u `ヽ ゙:l ,.::- 、,, ,. ノ ゙ u ! /_  ̄ ー/ u /
_,,..,,_ ,.ィ、 / | /__ ``- 、_ l l ``ーt、_ / /
゙ u ,./´ " ``- 、_J r'´ u 丿 .l,... `ー一''/ ノ ト 、,,_____ ゙/ /
./__ ー7 /、 l '゙ ヽ/ ,. '" \`ー--- ",.::く、
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、 .i:⌒`─-、_,.... l / `ー┬一' ヽ :l / , ' `ソヽ
ヾヽ l ` `ヽ、 l ./ ヽ l ) ,; / ,' '^i
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Λ ,\r一-- 、 ,, //
ノ ヽ \ ``ヽ、/ /、.|
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イ i | i ,'`メ // /i .ト ヽ ヽ
レ| { i |//'´ `メ / / /| } ト 1
',イ i r ノイ //' |´// ハ|
`、ヽ r'メ, i ' ,y'ノi〃イ.'
`ハヾ ヘ\ i'ー-- 、_ /ノi /'
レ',二∧i , /─.|ノ
' i∧ト i, - ,イ\ヽ
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,' f ヽ \\:.:.:i i|.||i ',
イ i /' \ヽ.:i_,,_|:ii .{ _ ,,r'''i┐
. ,' ヘ 、 ハヾ',|ソ,'/i ヽ ノ,ゝ;;=、ミヾ、 i;;|
'' ̄', ', i ヾ`,〃》 ,イ、  ̄`ヽミヽヽ,i;;|
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', ヽ、', ,ゝr' ヽ :}」´,n`ヽメ'ト、
驚くのも無理はないかもしれないが、すべて事実だ。
まず、米国がなぜ捕鯨モラトリアムを提案するに至ったのか、その経緯を詳細に追ってみることにしよう。
戦後の国際レジームであるIWCと国際捕鯨取締条約が成立するにあたって、戦前の協定の欠陥を補うべく恒久的な条約の案を起草し、イニシアティブを握ったのは米国だということを断っておくべきだろう。
米国は南極海における母船式捕鯨を行ってはおらず、当初から中立的な調停者のスタンスだった。
もっとも、当時の米国は沿岸国に二百海里の権利を認めることに否定的な立場で、IWCを公海活動の管理のモデルケースとして見ていた側面もあった。結果的にそれが無残な失敗に終わったことが、米国の政策転換を促したともいえる。
ついでに付け加えれば、日本を深刻な食糧難から救ってくれたのが、(当然ながら)クジラとともに、日本の捕鯨操業を許可し、渋っていた諸外国にも認知させた米国であるのは、今さら説明するまでもあるまい。
/ _ノ \
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. | し (__人__)
| ` ⌒´ノ
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ヽ ノ / \
/ く \. / ─ ─ \
| `ー一⌒) / (___) (___) \
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スミマセン・・・
おかげさまで、こんなにも豊かすぎる国になりました。。。。
耳が痛い・・
クジラさまさま
アメリカさまさま
I いつまでも
W わがままばっかで
C こりゃだめぽ。。。
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∠|::::::::::::::U:: τ ::::::<
⊂二|::::::::::::::::::::::::::θ_>
 ̄∠/ ̄ ̄
すでに説明したとおり、結局IWCには乱獲による資源枯渇を食い止めることができなかった。
捕鯨国が縛りを受けない異議申立制度などのおかげで、すっかり機能不全に陥っていたからである。
1965年には非捕鯨国出身の3名(うち米国1名)の科学者からなる3人委員会が設置され、IWCを実効性のある機関にすべく立て直しが図られた。
ところが・・日本を始めとする捕鯨国は規制外の基地式捕鯨などで乱獲を続け、また、前章で述べた違法操業も後を絶たず、規制は有名無実と化してしまった。
さて、同じころ西欧諸国では、環境保護運動が一定の市民権を得るようになっていた。
戦後まもない1948年に設立されたNGOや国の機関などの連合体であるIUCN(国際自然保護連合)、英国のハクスリー卿の呼びかけで'61年に設立されたWWF(世界野生生物基金、後に世界自然保護基金に)などの非政府組織(NGO)が、野生生物保護の一環として捕鯨問題にも目を向け始める。
'65年には、大西洋横断を成し遂げた元飛行家リンドバーグがIUCN代表としてIWCにオブザーバー参加、当時の佐藤首相に書簡を送付したほか、'70年の大阪万博の際には直接日本を訪れ、クジラの保護を訴えた。
そこにWWFやFOE(地球の友)など他のNGOも加わっていく。
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ノヘーl、: :!VZツ ヒ:ノ/:.//
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ト:..:..:.\ヽ\!r|┴=ミ!r ァ7
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米国では当時太平洋岸でコククジラの小規模な捕獲が行われていたが、1969年のカリフォルニア沖の油田事故をきっかけに捕鯨反対論議が巻き起こり、政府は試験捕獲を取りやめた。
同じ年、「絶滅の危機にある種の保全法」が制定され、翌年にはマッコウクジラ、セミクジラ、ホッキョククジラ、コククジラ、ザトウクジラ、イワシクジラ、ナガスクジラ、シロナガスクジラの8種が保護対象に加えられた。(※)
米国内でも「厳しすぎる」「IWCと整合性がとれない」との異論はあったが、「今後IWC上で実効性のある規制策がとられた場合にはリストから外せばよい」との観点で、あえて先進的な〝予防原則〟が取り入れられることになった。
'71年には、主に動物保護団体の展開したキャンペーンにより、アラスカで行われていたアザラシ猟に対し全米で非難の嵐が巻き起こる。
これにより、WWFや全米ライフル協会などの反対意見も加味したうえで、捕獲禁止を原則とする海棲哺乳類保護法が翌'72年に成立した。法案の提出は民主・共和両党の超党派で行われている。
一方、米国内の動きと平行し、IWCでは規制強化の議論が進められていた。
'71年の年次総会が米国で開催されたこともあり、市民やメディアの関心も高かった。
同年ワシントンで開かれた専門家会議では、BWU制から種別規制への移行、マッコウクジラの性別捕獲規制、国際監視員制度の導入などが提起された。
IWCの場で、数々の規制違反や密漁の実態(前章参照)が報告されるとともに、これらの具体的な規制強化案が米国により提出された。
ところが蓋を開けてみると、捕獲枠削減も科学委の勧告より小幅に留まり、しかも国際監視員制度に至っては──
※ 日本で「絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律」(種の保存法)が制定されたのは、米国に遅れること20年以上、やっと'92年のことである。
しかも、鯨類を含む海産生物は水産庁の縄張りに含まれるとの理由で対象外となっている。
ほらほら、さっさとサインしてよ。
ん~~、なんかこれ
マッコウの規制厳しすぎねー? ・・・・
(´・ω・`)
|U U|
u-u ,,,,,,,,,,
∧_∧ ブツブツ !__!
(・∀・ ) グズグズ (・m・ )
_|U U| _|U U|
/∠_//| /∠_//|
| ̄ ̄ ̄ ̄|/ | ̄ ̄ ̄ ̄|/
 ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄
IWC 日本 旧ソ連
じれったいなぁ、もう・・・
どーしよっかなぁー オット失礼、
異議申立しちゃおっかなぁ~~ 時間切レデース!
(´・ω・`) 从
|U U| ,,,,,,,,,, !!
u-u !__!
∧_∧ ブツブツ (・m・ )
(・∀・ ) グズグズ |U U|
_|U U| _|__|ヽヽ
/∠_//| /∠_//|
| ̄ ̄ ̄ ̄|/ | ̄ ̄ ̄ ̄|/
 ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄
え~~~~~っ!!!
鯨捕リニ行キマース! 監視員ハマタ今度ネ!
本音は外国人なんて乗せたくないし・・
せっせと〝同志〟(日本)に鯨肉売らないと怒られるネ!
∧,,∧ | ,,,,,,,,,,
( ´゚ω゚`) __|__ !__!
|U U| |__|__|( ・m・)
u-u |ヽ_|_/⊃
∧_∧ (| □□.ヽ_Л二
( ・∀・) TTTT o(|___/ /
_|U U| ____ 三 | ̄ ̄ ̄ ̄ /
/∠_//| /∠_//| 彡ミ彡ミ彡ミ彡ミ彡ミ彡ミ彡ミ彡ミ彡ミ彡ミ彡
| ̄ ̄ ̄ ̄|/ | ̄ ̄ ̄ ̄|/
 ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄
※ 当時南氷洋に出漁していたのは日本とソ連だが、ソ連は鯨肉をほとんど日本に輸出しており、大洋漁業ソ連事業部といわれていた・・
ええ~~~~~~~~~~~っっ!!!!!!
じゃ、おーれも!
俺だけ見張り付けられんのも損だしぃ・・
∧,,∧ |
( ´゚ω゚`) __|__ ∧_∧
|U U| |__|__|(´∀`)
u-u |ヽ_|_/⊃
(| □□.ヽ_Л二
TTTT o(|___/ /
____ ____ 三 | ̄ ̄ ̄ ̄ /
/∠_//| /∠_//| 彡ミ彡ミ彡ミ彡ミ彡ミ彡ミ彡ミ彡ミ彡ミ彡ミ彡
| ̄ ̄ ̄ ̄|/ | ̄ ̄ ̄ ̄|/
 ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄
戦前からちっとも成長してねぇぇーーーっ!!!
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/ ノヽ\
| (○)(○| ヽ从 人
|ヽ (_人_)/ ___ ガキのまんまだお・・
. | ⌒ | /ノ ヽ、_\
. | / /( ○)}lil{(○)\
| / | ヽ(__人__) / |
/ く、 \ ⌒ /
┃ |_____ | /三三-‐"/// / ,‐'/ |‐" \ ┃ コ =‐''、''7 .┌
┃ / / //|三/'"// |/ ,..." / | 、_ヽ ┃ ( o |つ丿ノ,/| |
┃ _,.,-‐"/ レ'" /./ | / ./ .l ヽ、,、|゙ヽ. ┃ 二 二 ニ.└'
┃ ヽ_-‐"_ // / ./ ゙、. ┃ └‐、,.┘.| |
┃ 「 .| | | /" / ゙、 /l ゙、 ┃ /ヽ_,.,、| |_.,ノ>
┃ .|_」 | | / // / ゙、 / | | ┃ ゙ヽ--┘ l,.,-‐"
┃ __,.ノ ノ レ'"/. | ゙、. / ゙、 / |. ┃ ,.--‐‐、 l''l,.,.l'l,、
┃ ヽ,._‐" /. | ヽ / ゙、 / |. ┃ └''''") | | |.コ┌
┃ | | / | ゙ / ゙、 |. ┃ ヽ二‐' |_|l,o 、゙
┃ | | | | ,.. / ゙、 ヽ'. ┃ _┌,__  ̄
┃ | | | ,.- | / '" ゙, | ┃ l.., ,.、二l
┃ |__| |''" ./ ./ <. ┃ //,-、_,、
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┌ヽ|__゙,|"|匚 二 コ ゙、 ./ .| ,/、 / " | / / / / /└ ,.,ノnn
└"_,.ノ.丿 |__」. |. | / ./ ゙、 /、、 ヽ ,-‐-、 / ,.‐'"| / / / / / l", ,二'l~
ヽ,.,.-" 、‐".ノ / | /'゙、 |,‐,'" / /,/ ./ヽ、\/ /,.-‐'''|. ・ ・ ・ ・ ・ l、‐┐
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・ ・ ・ ・ ・ ゝ\/\ |ヽ、'/ ゙'',.-‐,.、 l__/ __,.,.,.- / | /;;;;;;;;;;;;;;
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,.-"三三|\、 ヽ、;;;;;;;;;;;;゙ヽ、 ヽ''‐",." /::-- ゙、 ゙、 / / ,.";|/;;;;;;;_,.,.-'''''''''''"ヽ、
/三三三| / l、;;;;;;;;;;;;;;;;;゙ヽ.、_,.,..‐" ゙ヽ、゙ヽ、 ゙、 ゙./ / /;;;;;;;;;;;/:: \,l/
/| /l /\|三三三/ ./ ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ─‐‐.、ヽ\ ヽ,,/ /;;;;;;;;;;;;;;| ゙"''‐"'
|/ | /三三三三N / /ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|,.,.--.、 ゙''‐‐'‐'' /;;;;;;;;;;;;;;/゙、 .、 、
三三 | /三三三三 | | | ゙,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;\ __ _/";;;;;;;;;;;;;;;;;| ゙、 l:: ヽ
三三 | /三三三三 | ゙、 | \;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ─‐'"" ̄;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ハ ヽ ヽ,.,.,.,、
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/ .'j lハ\y l, ヽ ヽ、 ヽ / ∠_i`' - ::_:_:.人, ` ─-,. / |
/ _;i/´l |l \ .\ ヽ´ ヽ ,  ̄' ─- _,.\ ./ |
/ ./ / > .i! \ \, ;! ヽ ヽ`ヽ, ' ̄ ̄'─/ 今 |
./ / ./ / j l l l! 、 .l \ ヽ .'i; ヽ \, `ー,_, :l |
/ ./ .;l /.l l l l l li、 .ヽ 'l .`ヽ.ヽ ;!, .ヽ、 \,ヽ,_  ̄ ─ -__:l .の .|
./ /. :l /l | l 'l l.l l l!ヽ ヽ l, ヽ 'i ヽ\ \ヽ, ̄ '─ 、_ l' |
/ ./ .:l / l .l l l l.l lヽ.l|.ヽヽ l .ヽ 'l .l, ヽ \ \ .\, ヽ,. :| 行 . |
./ / . :l //l. 'li 'ハ, l.l'l.l ヽ.l ヽヽl , 'l .'l .l 、 'l! \\ `'\.、 l |
./ .:l l l l l l .l|ヽ .l.l ./_ニ,.-;yヽ 'l .'l l .ヽ li、 \ヽ, :\l 為 .|
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|.l! .l l lヽl ,j 弋;;!ノ// l lヽ'| | l l .l li /:\., `\< は |
l.li .l l,、 .l ヽ.ノ ./////// |l .l! l l l .l l! :::::..::`\、,_ `\ /
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/ 受 宣 私 ノ .'l l ヽ.l .l l l.|l l l l .| ./ //:.:.:.:...:..:.:.:.: .::.:.::
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.l け .戦 へ l l! .ヽ l ヽ l l l.`/ /´ ..l:.:.: :.:..:.:.:. .:.:::
l l | ヽl .,__ヽ/ / ,/ヽ:::. :.:.:.:. :.:.:.:
l .取 .布 の l ./ t´ ヽ.____/:.:.:..:.:..ヽ:.:.:. ::.:. :.:.:
l l ./ i \::.::.、─‐、:.:.:.:.:. :\:.:. :.:.:.:.:
l .り. .告 l / .l .\:.ヽ─':.:.: :: /..\:.:.:..:
l .l / ヽ y_:.:_:_/: :.:.:.:.:.\
l .ま .と l , ´ `> ヽ:.:.:.:. :.:.:.:.:.:.:.:.:.::..:.:
.l .l ./ ./ ヽ:.:.:.:..:. :.:.:.:.::.:.::.::
l .し .l .,/ ./ .ヽ:. :.:.:.::.:. . :.:..:.:
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\ た ./ / / /ヽ:.: :.:.:.:.:.:
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| l |. 、! \ \ ー '''' ヽ、ヽ l | | `
. |.l | r'} 、 \,,、 、__,,、-‐''`ヽ | | | |
l.l | ( { `ー''丶 '''ー- '´ |/ヽ | | | ii |
l | ヽ; | |' i| l | | | i
ヽ .l `i. i ノ, / / /// /
\. l ヽ. ヽ /`" / // | ̄ヽ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ヽ. ヽ _,,,,,,_ /r、 / / | モ | < 拙者に刀を抜かせたお主が悪い
\ /llヽ ‐-、`' /1| ヽ / / | ラ | \______________
/ ||∧. / | | \-‐' | ト |
_ ,、 -/l ||{ ヽ,,,,,,,,,/ .| | |ヽ、、 | リ |
_,、- ' ´ |. ||{ | | |ヽ、 ゛| ア |、,,_
|. ||| .|
,へ. |. ||| | ./゙l ./
``‐ 、_ .iヽ .l \ | | / .| /l/
、 ` ‐、 .|. \l \ | .| ./ |/ .|〃〃
. ゙ヽ、 `゙‐;l\|. │ \| .l/ .| ||| |〃./
\ ゙ヽ、 ミ l. | ||| .| ||| ヽ. / ||| |. ||| .l/
\ ゙ヽ、.l ||| | ||| .| ||| |ミヾ丶 ヽ /,,",- '"´| . ||| . l. ||| .l
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三三三 / / . ∠_:: ::::::::::::::l、 < >
────/ヽ/ | ||| |ー-`ニ::、、_:::::::::::::::::::::::::::::_;;ニ-\____ < >
゙ヽ、 //ヽ| ||| | ||| |、 ○ ノ i`‐、::::::::::,:‐''/ !、○ ノ /::;l/‐゙iヽ < >
゙ヽ. l l/ゝ| ||| |...||| | `‐-‐'´ l:: ::: / `ー-'" /::::l/ / l. ) < 罰ゲーム!! >
. \\ー,| ||| |. `iヽ--──- :::::::::::::::::ー─---一丶i‐-,"///< >
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`` ‐、 l || | i' ̄ ̄ ゙̄i ::::;!
゙ヽl. |.l. |、 l,.-─‐-、l ./ .,. ‐'´
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ヽ ̄ ̄ ̄ ̄~゙゙'''‐、 |ヽ、 \. 十匸 モ
|~7 ヽ、 ヽ!. i、 .i、 i'⌒/ ノ|`ロjヌ
.ト┴'─‐-ゝ i l i l.<  ̄
ヽ レ' } i > ─|─ ラ
`‐、_ ,... ノ ./ ,ノ\_
[ 二ニ=,> ,.イ ,i ( ヽイフ .∠._
-=ニ.._,.∠/ .∠| A /ヽ. \ i  ̄ 7 ヽ 、l/ ト
\ ,-、∠!ヽ// ,, |/,. -=、ヘ、. ヽ i / 冫 月
ヽ ゞi ! i゙!(`ba ‐''´ 6f9j,! レヽ `‐、-=!.  ̄`7
Y r´ |‐-‐}  ̄ー  ̄ ̄ _.ノ_\ ヽ..ノ 〈 ヽ ;‐十` リ
‐ ノ ヽヽ! ! ̄ ヽ /厂 { iヽ、 / 冫灰乂,
ヽ、__.ノ、.__.ヽ、ヽ.__.ノ // ヽ、._! <
゙`ト.`‐、..イ_/ | | ヽ \ ロ 口 ア
|.! ヽY | |ゝ ヽ > 儿
|.! ヾヽ] [ 〃/ | | \i /
!.! ゝ(◎)彡 | | } \ ‐┴‐ ム
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L!| !!、`''‐- | | !.ノ /
/ヽ` !‐- 、...__!_!.ン \ |! |! |! |!
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アメリカはマジギレした・・・・
市民も……NGOも……マスメディアも……政治家も……
IWC年次会合の結果に対し、ニューヨークタイムズは「惨憺たる大失敗」と政府の弱腰姿勢を痛烈に批判した。
米政府自身は当初全鯨種のモラトリアムに消極的だったが、もはや捕鯨国≒日本に同情の余地はなく、弁護することは不可能だった。
上院でも──
|| ||
|| || 全会一致!!
|| 捕鯨モラトリアム勧告決議 ||
|| ∧_∧ ||
|| ( ・ω・ ) ||
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※ 上院での議決はIWC年次総会開催のタイミングで行われたが、米政府当局が議会を抑えるためにも異議申立を撤回するようにと求めたにも関わらず、日本側は無視してつっぱねた。
下院でも──
|| ||
|| || 全会一致!!
|| 捕鯨モラトリアム勧告決議 ||
|| ∧_∧ ||
|| ( ・ω・ ) ||
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こうして、ストックホルム会議で捕鯨禁止提案が上程され、米国の積極的な働きかけにより採択されるに至ったのである──。
同会議で米国は大きな功績をいくつも残した。
そのうちの1つが、同会議の勧告を受け、「絶滅の恐れのある野生動植物の種の国際取引に関する条約」(CITES、ワシントン条約)が、その名のとおり翌年ワシントンで開かれた会議において締結されたこと。(※)
もともとIUCNが'60年代から草案をまとめていたが、米国政府が音頭をとり、ストックホルム会議を経てようやく国際条約として結実したのである。
一方、捕鯨モラトリアムはIWCでいったん否決されるものの、懸案だった種別規制や国際監視員制度の導入、非加盟捕鯨国の加盟促進、IDCR(国際目視調査)開始など、まさにショック療法が決め手となり、無力だった機関の体制強化が図られたのである。
※ 野生生物の輸入大国として〝コンサベーション・ギャング〟との不名誉な悪名を冠せられていた日本は、ようやく'80年に署名、ただし大量の留保品目付。鯨類7種については現在も継続。
/ _ノ \
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| ` ⌒´ノ
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確かに、流れとして不自然なところは何もありませんね・・
じゃあ、陰謀説は一体どこから?
ヾ`ヽ __
Λ ,\r一-- 、 ,, //
ノ ヽ \ ``ヽ、// 、.|
│ ヽ ' \/ 、.|
,;' 'ー'' ´ ヽ、,;;|;
. ノ , i / ,, / |ヽ ゙ヽ/
イ i | i ,'`メ // /i .ト ヽ ヽ
レ| { i |//'´ `メ / / /| } ト 1
',イ i r+テ=ミメイ //' |´// ハ|
`、ヽ r'メ, {。;;;;'ソ ` ',rz;,y'ノi〃イ .'
`ハヾ ヘ\ i'ー''- /。シ゚ク /'
レ',二∧i , `''/─.|ノ
' i∧ト i, - ,イ\ヽ
. ,y}`ヽ |ゝ, _, r '´ リ |/
,ノ.:.:.ヽ `', {;;ヽ、. |i
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. /,ニヾ`ヽ.:.:.:.:.:.`彡=ヾ}:||i、
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,' f ヽ \\:.:.:i i|.||i ',
イ i /' \ヽ.:i_,,_|:ii .{ _ ,,r'''i┐
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'' ̄', ', i ヾ`,〃》 ,イ、  ̄`ヽミヽヽ,i;;|
', \ ', :i _,,∨,,,_∠、 ヽ r- ' ヾ、;;;|
', ヽ、', ,ゝr' ヽ :}」´,n`ヽメ'ト、
陰謀説の出所は、後述する重要人物・梅崎義人氏と、水産庁次長としてIWCコミッショナーを務め、日水常務・副社長を経て「海の幸に感謝する会」等多くの捕鯨擁護団体の会長を務めてきた米澤邦男氏の2人。
要するに、捕鯨業界の利害を代弁するズバリそのままの当事者である。
当の梅崎氏は陰謀が企図されたとの具体的根拠を何も明らかにしていない。
核・軍事関連の機密文書でさえ日本より公開基準が緩い米国だが、米国の捕鯨政策に批判的な立場に立った日大の信夫教授の調査によっても、該当する公文書の存在は確認されていない。
BS-TBSは2002年に放映された『捕鯨論争!大国と闘った男たち』の中で、「ベトナム戦争への怒りの矛先を日本に向けさせようといういわゆる世論操作から始まった反捕鯨」との解説とともに、実在する米公文書2通の一部を映像で使用したが、当該文書にはそうした文言は一言も書かれていない。
ちなみに、TBS編成局アナウンス部の幹部を務めた吉川美代子氏は、鯨研の役員に名を連ねていたことがある。
ストックホルム会議での捕鯨禁止提案は、上述したように突然降って湧いたものではない。日本側も対案を用意し、事前に周到な準備を重ねていた。
捕鯨モラトリアムの議案を処理した第二委員会の議長国ケニアの代表は、「クジラの運命はケニアなど捕鯨国以外を含めた全世界の問題だ」と、〝野生動物は人類共有の財産〟との認識から自国内の野生動物保護を積極的に進めるいかにも環境先進国らしい発言を行っている。
それに対し、環境庁内にあった同調論を政治的に封じ込めたのは日本側だった。
公害・環境問題に造詣の深かった大石長官も自民党内から圧力を受けている。
最終的に、同会議では米国案が51:3で可決された。
日本に味方したのは、当時軍事独裁政権下にあったポルトガルと、同じくアパルトヘイト(人種隔離政策)を敷いていた南アフリカ共和国だけ。
ちなみに、両国とも前章で触れたシエラ号コネクションのある国。
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ストックホルム会議とベトナム戦争の関係について。
スウェーデンのパルメ首相や場外でデモなどを行った各国の市民は、ベトナムでの枯葉作戦など米国による環境犯罪を糾弾した。
米国は「環境問題と戦争は切り離すべきだ」と言って単純に逃げた。
スウェーデンも各国も〝大人〟だから、それ以外の議案を粛々と進めただけ。
それでおしまい。
陰謀の出る幕などない。当時の関係者が一笑に付すのも当たり前。
日本とポルトガルと南アの代表団以外の世界中の政府とマスコミと市民が、米国にまんまと騙され、ベトナム戦争から目を逸らされたとでも?
ベトナム戦争に何の利害も持たないケニアやスウェーデンを始め世界中の国々が陰謀に加担して、よってたかって日本を謂われのないスケープゴートに仕立てあげたと言っているのだろうか?
それはあまりにも自意識過剰な被害妄想というべきだろう。
奇妙なのは、日本の代表団が「米国の陰謀だ!」とその場で主張したり、「捕鯨を禁止するなら米国も戦争から手を引け!」と正論を唱えなかったこと。米澤氏自身が代表団メンバーに加わっていたにもかかわらず。
陰謀説が正しいなら、日本が支持を得て会議は引っ繰り返り、捕鯨を禁止されずにすんだかもしれないのに。
なぜそうしなかったのか? 何か都合の悪いことでもあったのか?
実際のところ、同盟国として米国の戦争を強力に側面支援したのは日本。
沖縄・横須賀は補給基地として利用され、特需による経済的恩恵も受けた。
ということは、日本が米国と示し合わせて茶番を打ち、見事に〝引き立て役〟を演じたというのが正しい陰謀説の解釈なのかもしれない。
米国の市民も含め、誰もそんな下手な三文芝居に引っかかりはしなかったが・・
※ 余談だが、当時空母タイコンデロガが横須賀からベトナムへ向かう途中、沖縄付近で水爆を落とす事故があった。日本の非核三原則が空文に過ぎないことも含め、丹念な調査によってその事実を明らかにしたのは反核団体としても定評のあるグリーンピースである。梅崎氏や米澤氏、捕鯨協会は何もしていない。
∠ニフ ̄ン '´ ̄ ̄`< ̄`二ヽ
ヽ、/ 〃" `ヽ、 `、//
/ / ハ/ \ハヘ
|i │ l |リノ \}_}ハ
|i | 从 ● ● l小N
|i (| ⊂⊃ 、_,、_, ⊂li|ノ
| i⌒ヽ j (_.ノ ノi|__/⌒)
| ヽ ヽx>、 __, イl |::::ヽ/.
| ∧__,ヘ}::ヘ三|:::::/l| |',:::::ハ
| ヾ_:::ッリ :::∨:/ | | >'''´
アメリカってさあ、確かに超大国だけにめがっさずっこいとこあるけど、
無意味なことや無駄なことはしないにょろね~
少なくともどっかの国よりはね~~
_...._
_,.-':::::::::::::`ヽ、
,..-':::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
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l::::::::::::::::::: ̄::::::ー.../::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ハ
ヽ::::::::::::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;ィ::ニ'::::l
ヽ:::::::::::::::::::::::ヽ::::::::::ハヽ:::::::::::::::::::::::::::/ `ヽ:::::::l
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,ン、:::::::::::::::::::::` ,リ l::::::::::::::::::::::/::::::\ ';:::|
/ | |`ト 、_::::::::::::::〃ヾ`:::ー-......__/::::::::::::::\ヾl
l ト ト. ト、ヽ、:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
`ハ_|ヾ 弋弍f'ー、::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
'´く. 'ーイ l j、7ァt、__:::::::::::::::::::::::::::::::::::l
rヽ 、 l三'-'ノ_ノ∠Lゝト弋ー-- :::_:ノ
ヘ ヽ--j..-<}::::::::::::〈.`
,レ-'⌒:、 ヽ:::::::::::ヽ- 、
,. -‐、 ヽニ.:::::;r‐ '´ l::::::::::::::::::::ヘ
,r'::::.,.-' r'´ ::::ヽ __'Jノヽ::::::::::::::::::ハ
/:::::/ | l::: ` ヽ、_ ヽ_,l:::::::::::::::::::::l
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l. l ヽl. ..|::::/::::::::::´:::::::::::::::::::::::::::::::|::::l.
ヽ ヽ.__ ノ | ::|:'´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|
` ー- 一 ヘ |::::ー-、.._:::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:::::|ヽ
7ハ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:::::::|:::ヽ
/::|::|:ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::::::|::::::ヽ
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'72年のストックホルム会議の以前から'82年のIWCブライトン総会の商業捕鯨モラトリアム決議可決を経て今日に至るまで、海棲哺乳類保護への米国の基本姿勢は首尾一貫していた。
民主党でも共和党でも差がないので政治的な争点になどならない。
「ニクソン元大統領がクジラのおかげで当選した」などという世迷いごとを言っているのは世界中で日本の捕鯨関係者だけ。勝ったのは共和党の地力。
ウォーターゲート事件でニクソンが失脚し、政権が代わっても、捕鯨に対する米国のスタンスは何も変わっていない。
米国政府の戦争責任を追及したのは米国内外の市民とマスコミ。
梅崎氏や米澤氏、捕鯨協会ではない。
'73年に米国はベトナムから撤退した。
捕鯨に対する米国のスタンスは何も変わっていない。
'95年に米国とベトナムは国交を回復し、現在では経済的にも政治的にもきわめて良好な関係を築いている。
捕鯨に対する米国のスタンスは何も変わっていない。
米国の一貫した対公海捕鯨政策が、30年以上前の〝間違った戦争〟の、〝効果のなかった隠蔽工作〟の返礼だけのために決められるとでも? クジラへの義理人情に縛られているとでも?
そんなことでは№1の超大国の地位を維持するどころか、とっくの昔に滅亡しているだろう。
陰謀を一からでっち上げるとするなら、戦争遂行における協力が欠かせない同盟国を主要な標的にするのは、目を逸らすという目的から考えても実にマズイ戦術といわねばなるまい。どうせなら日本との共同提案、妥協案を上程してコンセンサスのムードを演出したはずだ。わざわざ根回しするバカげた手間暇もカネも要らない。
情報統合思念体ならそうする。コストに見合う効果があるかどうかは保証しないが・・・
※ 詳細はこちら>クジラの陰謀 http://ika-net.jp/ja/home/16-japanese/activity/whaling/324-the-whale-plot-j(IKAN)
検証:クジラと陰謀 http://togetter.com/li/942852
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レ| { i |//'´ `メ / / /| } ト 1
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このベトナム戦争陰謀説、「なぜクジラでなければならなかったのか?」「なぜ日本がターゲットなのか?」「コストと効果のバランスは?」といった肝腎の点に何も答えていない。
途中からいきなり人種差別にすり替えるだけ。
細かく見ていくと、実に不合理で穴だらけである。そして何より、必要な前提条件が欠けている。
近代捕鯨産業の体質的乱獲と、その管理に失敗し続けたIWCの機能不全、結果としての資源枯渇──そういった紛れもない事実があったからこそ、市民も各国も捕鯨モラトリアムを支持したのだ。
歴史の教訓から何も学べず活かせなかったノーテンキな捕鯨業界と、最後まで管理能力を示せなかった御用鯨類学者の未熟な水産資源学のみを信奉し、生態学や予防原則に基づくアプローチを科学として認知できない一部の人々の目には、すべてが〝陰謀〟と映るのだろうが……。
さて、ここで《日本側の陰謀》に目を転じることにしよう・・・・
そのころ、捕鯨業界では──
( ) ∧_∧ どーしよ~、このままじゃ商売あがったりだよ~~
/ \ ( 日 )
.__| | .| |_ / ヽ
||\  ̄ ̄ ̄ ̄ / .| | |
||\..∧_∧ (⌒\|__./ ./
||. ( 極 ) ~\_____ノ| ∧_∧
/ ヽ \| ( は ) \ おおい、先生をお呼びしたぞ!/
| ヽ \/ ヽ. \ /
| |ヽ、二⌒) / .| | | |⌒| ∧_∧
.| ヽ \∧_∧ (⌒\|__./ / \ \ ( )
| │ │ お任せください。
┌──| r―t│───i │ あなたたちの悩み、解決して差し上げましょう。
│ | i ___ ! . | \______________________
│ ゝ ─ ' コ. │
│ コ │
│ 国 お .ロ |
│ 埋 の │ ┌┐ 口口 _
│ 際 め ス │ ││ <\ ┌┐
│ .し キ │ │└──┐ ┌──────┐ \_> | |
│ P ま マ. | │┌──┘ └──────┘ / > | |
│ す 、 | ││ __/ / └┘
│ R | └┘ |__/ 口
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└────────┘
_,,、--――-- 、,
/´:::::::::::::PR::::::::::::::::`',
,r''j´ ̄ `ヽ、 /::::_;;、--――-- 、;;;:::::::l
/ / ヽ /゙´,,. --―――-- 、,,`゙ヽ!
l / |l;:´---;=t;;ァ┬┬t;;ォ、、,_`ヽ|
l, ,'::ハ,゙´ ノ,、 l, ヽ,゙l::〉‐、
人 ノ ' ヽ、... 'r'゙ ヽヽ、.... -' Y 〈
/ `''┬―‐'´ヽ-、 l''ー;=、;_―゙ニ゙-----__,ニ'' | ヽ
/ `''ー、,、 `ト-!、__| ̄Τ ̄「 ̄|__,/ j ノ
./ , / ,、 ハ;ト 、,.二,^,二,二´,./ /-ヘ
| `''ー---|. 〈 ヽイ \、L.,,__|__,,.」.../ ,イ:::::::::゙i,
| ,ハ、,Уヽヽ、.`''ー---‐''゙´ _,,//|:::::::::::: l,
\ ''ー――' )/::l V:::``ヽ、_,,. -'´l / .|:::: _,、-┘
ト、,__ ,∠/::::| .l、:::::::::::::::::::::::::::/´ !:::::`''ー-、
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国内のマスコミと世論を味方につけましょう。
肝腎なのは、インパクトのあるキャッチコピーです。
そこで捕鯨協会は、PRコンサルティングを委託した広告代理店、「国際ピーアール」梅崎氏の提言を採用することにした。
最初に彼らが打ち出したキャッチコピーは「鯨肉は日本人にとって必要不可欠な蛋白源」というもの。
しかし、マスコミは懐疑的だった。庶民にもそっぽを向かれた・・・・
いまどき蛋白源なんて
ええ~~ いくらでもあるじゃねーか 給食の竜田揚げで
何言ってんのぉ? もうこりごりだよ・・
バカみたーい
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※ '70年代まで、新聞の社説等で取り上げられた捕鯨継続の主張には「食文化」「伝統」の文字は一言も含まれていなかった。
'76年の大手3社による合弁企業共同船舶の設立時すら、捕鯨産業維持の理由として掲げられたのは「蛋白自給論」だった。
「なぜ調査捕鯨論争は繰り返されるのか」(石井敦東北大准教授 『世界』'08/3)、 「捕鯨問題の歴史社会学」渡邊洋之
「捕鯨問題と水産庁の政策誘導の歴史」(森川純JWCS理事、酪農学園大学教授/アデレード大学客員研究員) http://jwcs.cocolog-nifty.com/blog/2008/10/post-b7f5.html
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どうやらインパクトがイマイチだったようですね・・
ターゲットを少し絞ることにしましょう。
大丈夫・・今度はうまくいきますよ。
次のキャッチコピーはズバリ、〝伝統食文化〟。
〝人種差別〟や〝陰謀〟といったパンチの効いたワードも散りばめましょう。
向こうは米国、アングロサクソンという見えやすい相手です。
敗戦以来、鬱屈した感情を溜め込んでいる日本人はたくさんいます。
そうした人の自尊心を、ちょっぴりくすぐってやればいいのですよ。
なぁに、見ててごらんなさい。イチコロですから・・。心に隙間のある人に〝夢〟を売るのが私の本業ですからね。オーホッホッ・・
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国際ピーアールの指南のもと、捕鯨協会は新聞各社の論説委員や著名人を招いて懇親会や鯨肉試食会を開いた。IWC年次会合や捕鯨船団の帰港などの機会がある度に詳細なレクチャーを施し、鯨肉料理を振る舞った。(※)
国際ピーアール・捕鯨協会の目論見は見事に当たった。大当たりした。
'80年代以降、新聞・テレビなどマスコミ各社の論調は、一様に捕鯨協会の主張をそっくりなぞるものとなった。
熱烈な捕鯨シンパは自ら〝宣教師役〟を買って出、支持者がまるでネズミ講のように増殖していった。
ジャーナリストは大手新聞から地方紙・ローカル紙・業界紙の小コラムに至るまで、判を押したような捕鯨擁護論を繰り返し掲載し、芸能人はテレビで視聴者に向け食文化論(?)をぶち上げ、作家や漫画家などの文化人は捕鯨擁護論や陰謀論を勝手な創作を多分に加えて自らの作品に盛り込み、論壇人は梅崎氏の著書『クジラと陰謀』『動物保護運動の虚像』を元ネタに各種の媒体で小論やエッセイを量産した。
'77年に発足した「捕鯨問題懇親会」の初期メンバーは15名。
秋山庄太郎(写真家)、阿刀田高(作家)、宇田道隆(水産学者)、岡部冬彦(漫画家)、影山裕子(総理府婦人問題企画推進本部・参与)、木本正次(作家)、清宮竜(政治評論家)、小松錬平(テレビ・ニュースキャスター)、滝谷節雄(画家)、多田鉄之助(食味評論家)、中村武志(作家)、林謙一(作家)、兵藤節郎(日本学校給食会・常務理事)、大和勇三(評論家)、十返千鶴子(評論家)と、各界の錚々たる顔ぶれが並んでいる。
こうしたネームバリュー・発信力の高い著名人を熱狂的なオピニオン・リーダーに仕立て上げたことが、世論操作成功の鍵を握ったといえる。
※ 日本にホエールウォッチングを定着させた第一人者であり、野鳥に詳しいナチュラリスト漫画家の岩本久則氏は、実際に漫画家を対象に開かれたパーティーに同業者から声をかけられ出席したことがある。
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梅崎氏は全日本海員組合の機関紙『海員』('82/11)の中で、「全国紙の社説がまったく同じ論陣を張るのは異例中の異例」と自らの手腕と成果を絶賛している。
顧客である捕鯨協会に宛てたレポートの中でも、彼は「ベトナム戦争陰謀論」がヒットしてマスコミの抱き込みに成功したことを得々と報告している。
その報告書こそ、前掲の『捕鯨問題に関する国内世論の喚起』である。
その後自然保護関係者の手にも渡り、捕鯨業界による広報活動の実態が、NGOの間で広く知られるところとなった。
梅崎氏は現在も水産ジャーナリストの会会長として活躍中である。
捕鯨協会から一体いくらのコンサルタント料が梅崎氏に支払われたのかは不明であるが・・・・
ちなみに、私の〝中の人〟は梅崎氏の直筆サイン入りの『クジラと陰謀』を所持している。
これが、現在の日本で捕鯨賛成派が多数を占めるに至った事の真相である──。
*** 豆知識 ***
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ル(リ_・∀・ノ!
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ルサンチマンとは──
デンマークの思想家キェルケゴールにより確立された哲学上の概念。強者に対する、それをなしえない弱い者の、憤りや怨恨、憎悪、非難の感情をいう。この感情は自己欺瞞を含み、嫉妬や羨望から来る。
ルサンチマンの例は、敵との対比において自己を定義しようとする様々なイデオロギーである。そこでは敵(すなわち自分が無力である原因)が悪の元凶扱いされ、反対に、道徳的に優れているのは自分とされる。
カナダの歴史家アンジュノによれば、ルサンチマンは不満の蓄積を特徴とする態度である。
ルサンチマンに基づく主意主義の増殖は、独善的主張の横行、組織防衛的な考え方の拡大にみられ、様々な形態の差別や社会的対立を煽っている。
過去について反省したり将来について希望を抱き続けることは、ルサンチマンがもつ反動的な影響から身を守るための最善の方法である。※ WIKIPEDIA ルサンチマン
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米国は第二次大戦で日本が挑みかかり、完膚なきまでに敗北した相手だ。
そして、米澤氏や梅崎氏、捕鯨懇初期メンバーらは、幼少期に米国人を殲滅すべき敵として刷り込まれてきた世代。
戦後の日本は、かつての敵国である米国に安全保障をどっぷり依存し、明らかに対等とはいえない同盟関係を自ら積極的に受け入れてきた。
そう……保守政権が継承してきた、解消される余地のない対米追従政策によって、募り募ったルサンチマンのはけ口こそが鯨にほかならない。
米国・白人に対する恨み、不満はすべてクジラと国際NGOに集中し、両国の緊密な関係には影響を及ぼさない。
これほど効果的な〝ガス抜き装置〟もあるまい。
南半球の市民、南極の野生動物にとっては、これほど迷惑な話もないが・・・・
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考えてみりゃ、捕鯨業界が自分たちの権益を守ろうとして必死になるのは当たり前だよな・・
テレビや新聞に出る有名人の意見に流されてばかりいたんじゃ、答えなんて見つかるわけないか。
南極の自然や、野生のクジラの暮らしや、野生動物保護の現状についてもっと勉強しなきゃダメだし、日本にとって本当に大切な文化って何なのか、「命をいただく」ってどういうことなのか、クジラや捕鯨だけを特別扱いして切り離したりせずに、世の中をトータルに見つめなおさないとな・・・
ええ~っと、やらない夫君に同じです。
だから、早くご褒美チョーダイ♪
/_,、 ̄`-‐ '´ ̄ ̄<フヽ二ヽ というわけで、最終回の本編もおしまい!
 ̄ シ~ /" `ヽ ヽ `'、 / つづいて小ネタに──
//, '/ ヽハ 、 ヽ
〃 {_{ノ `ヽリ| l │ i|
レ!小l● ● 从 |、i|
ヽ|l⊃ 、_,、_, ⊂⊃ |ノ│ ∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧
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\ /:::::| l>,、 __Uイァ/ /│ < ちょっと待ちなさーーーーーーい!!!!
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く―‐-、__〉/:/-――――- 、 \:、\: ヽ
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ムj _,厶://{ ,':.:. :i,ィfテッ、-ヘr''"/:./,イ 」_;ム:.:.リ:.:ト、ー-、 {
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レ'´ ,':.ハ:.:.:/:.:.:|:.:. : :|ヽ'=ソ /刋ミハ/:./: : :,':.| | K、
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∨ \. V.∧:: :: ,>'"ヽ_/ |:: ハ !,イ └‐ー-ヽ
∨ ヽ ハ.∧::/__ / ∠ `ュ::| 〃
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. ∨ { :: ::r==t\` ー''tイ _,.、r'フ }__//ム
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└‐ヽ--‐''7∧ヽ ̄``'ー‐―‐' :: :: :: ::\
あたしの出番をすっ飛ばそうったってそうは問屋が卸さないわよ!
SOS団改めWFF団の力、見せつけてあげるわ!!
いい? WFFよ!?
W(ウーマンズ)・F(フォーラム)・F(魚)よ!!!
間違ってもパンダマークのWWFなんかと一緒にしないことね!
あたしたちがどんな活躍をしてるか知りたい?
IWC総会が開かれる度に、開催地に乗り込んで英文付きのパンフレットをプレスに配ったり、フランス料理やイタリア料理の一流シェフを呼んで奥様向けの鯨肉料理教室を開いたり、反捕鯨ギャングどもを成敗する絵本を作ってばらまいて日本中の幼い子供たちを洗脳したり、お魚ソングをリフレイン付けて歌ったりしてるのよ!!
どぉ? 思い知った!?
神聖な日本の捕鯨文化を汚すアングロサクソンどもが、泣いたり笑ったりできなくしてやるんだから!!
カタカナだらけの舶来NGOなんて目じゃないわ!
世界中のクジラはあたしたち料理屋のお上の包丁に三枚下ろしにされる運命にあるのよ!!
アーッハハハハハハッ!!!!
ホジホジ
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〈__ノ
ノ ノ
あんたんとこだってカタカナばっかだお。
どうせならWFSにするんだお。紛らわしいんだお。
それにしても、このヒトはやっぱり悪役が似合うんだお。
※ 「あのパンダマークのWFFが捕鯨全面支持!?」と誤解されることを半分本気で狙っていたものと思われる・・・
__ なんですってーっ!?
, ´ ,r==ヽ ⊿ ひゃーーっ!
! くlノノ从) δ / ̄ ̄\ おろされる~~
ハWリ`Oノリ/ |::::: し |
(i」○丗 \::: /
三 ぐ/_l〉 三 (::: )つ
し'-' (◎)(◎)
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WFFは法人格も名乗らず、サイトに収支報告が掲載されてるわけでもない、謎の団体である。活動報告は2011年止まり。ちなみに、GPJは特定非営利法人としてきちんと収支報告を出している。
実際には、同様に任意団体である「海の幸に感謝する会」の別働隊といっていい。
その「海の幸に感謝する会」は鯨研、捕鯨協会、大日本水産会、WFFなどで作る連合体で、あの米澤邦男氏が会長を務めている。
WFF代表の白石ユリ子氏は、フジサンケイグループの雑誌編集長などを務めた経歴の持ち主。元論説委員が鯨研の理事を務めるなど、産経と捕鯨業界とのつながりは非常に深い。
WFFは2015年には経産省から海洋立国推進功労者として表彰を受けているが、まさに国の方針に異を唱えることはしない〝優等生〟といえる。
国交省が特定道路財源確保のために各地で動員したオバチャンたちの〝官製市民団体〟を髣髴とさせるが、むしろモデルといっていいだろう。
※ 「ウーマンズ・フォーラム・魚」 http://www.wff.gr.jp/
「国交省が“官製の市民団体”を育成・利用」 http://www005.upp.so-net.ne.jp/sanbanze/kokyo19.html
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このホームページの作者は個人です。
第三者から寄付金その他の便宜供与は一切受けておりません。全部自腹です・・たいしたことはしてませんが・・
また、GPなどの団体と作者個人のスタンスは、必ずしも同一ではありません。
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Vヽ ',:三:lー- ' l::::::メ/:;'!
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日本では、捕鯨問題に関する情報が、一方の当事者によって選択的に提供され、それをマスメディアが公平な第三者の観点から検証することもないまま垂れ流し、さらにインターネットなどを通じて様々な尾ヒレが付けられ一般に流布している状態が長年にわたって続いてきた。
情報統合思念体は情報の偏向が生じることを好まない。主観的な主張と客観的なデータや史実が混同されることも好まない。
今回の私の講義は、そうしたアンバランスな状態を是正する補完情報を提供することを目的としたものである。至らない点があれば、いうまでもなく“中の人”の責任。
TFEI1号端末の末尾のコメント(「やる夫で学ぶ近代捕鯨史・完結編」154)は、引用も含めけだし名言であり、2号端末から付け加えることは何もない。
後の判断は諸君にお任せしよう。
4回にわたる連続講義をご静聴いただき感謝する。
下に3つの出口を用意した。聴講生諸君の下した結論に従い退出されたい──
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;/ ノヽ\; ブルブル
;| (●)(●| ;
;|ヽ (_人_)/; ___ 3を選んだらコ"ノレコ"が待ってるんじゃないのかお?
. ;| ⌒ |; ;/ノ ヽ、_\;
. ;| /; ;/( ●)}lil{(●) \;
;| /; ;| ヽ(__人__) / | ;
;/ く、; ;\ ⌒ /;
※ AAはこの辺からいただいてきたニャ~
- 働くモノニュース : 人生VIP職人ブログwww http://workingnews.blog117.fc2.com/
- (^0^)/AAだよ!全員集合 http://www.aadayo.com/
- AA缶 http://heno2.com/aa-can/
- アスキーアートワールド http://giko.secil-corp.net/ (リンク切れ)